学校に通う生徒の親は農業を営む方が多い。
そして、今年たくさんいただいたのがこの柿。
写真がいまいちですが、
中にゴマがたくさん入っていて、茶色いので、
ここでは「カキショコラチ(チョコレート柿)」と呼ばれています。
なんだかかわいらしい名前ですよね。
写真真ん中の丸めの柿は冬柿。
こちらでも「カキフユ」と呼ばれています。
移民した日本人はブラジルに多くの野菜や果物を持ち込みました。
今、私が何不自由なく日本食を家で作れるのも彼らのおかげ。
白菜、ごぼう、長ねぎ、柿、りんご・・・・など。
本当に、ありがたい。
同じ南米でも、日本人が移民した国とそうでない国ではだいぶ違うと思います。
移民がいないエクアドルでは、日本食材を手にいれるのは首都にいかなければ難しかったし、
ブラジルのように手軽に手に入れられる値段ではありませんでした。
それを思えば、今は幸せ。
なのに、日本に帰りたがってばかりいる私・・・。
体調が悪いときと、つらいことがあると
自然とNHKにチャンネルをあわせてしまう。
そして、日本では聞いたこともない演歌まで聴いてしまう・・・。
先日、「百歳バンザイ!」という番組で
100歳のおばあさんが笑顔で
「今まで一度もつらいと思ったことはなかった」というのを見ました。
私から見たら、きっと大変なことがたくさんあっただろうに、
半分も生きていない私が、愚痴ってばかりでなにをやっているのだろう・・・・・と
情けなくなりました。
残りの任期はあと1年2ヶ月。
・・・・・長い。
正直、やっぱり長いなあ~と思うけど、
同じ1年2ヶ月なら、愚痴るばかりより、楽しんで笑顔で過ごしたほうがずっといい。
頭ではわかっているのですが、実行できていませんでした・・・。
でも、これからは楽しみたいと思います。