2008年8月25日月曜日
親の想い
今週日曜日に“お話大会”がある。物語を丸暗記して発表するのだが、嫌がる子が多く、そのため学校に来ない子もいる。このマリアルバ日本語学校では、強制的に全員参加。2,3分の話を意味もわかっていないのに丸暗記させられ、発音まで直されては、うんざりするのは当たり前だ。私はこの“お話大会”の意義がわからなかった。そこまでして強制的にさせる必要があるのか、と今日の父兄懇談会で問うてみると、あるお父さんが「強制的にしなければ子供たちは誰もやらない。子供たちが一生懸命日本語を話そうとする姿を見ることがうれしいし、大変でも義務にしなければこの伝統は廃れてしまう。」と答えた。また、「日系の子供たちが集い、語り合うことがうれしい」と。だから、非日系は入れられないと。他の父兄もみな同意見だった。今学校に通っているのはだいたいが日系3,4世。家庭ではほとんどがポルトガル語。父兄懇談会もポルトガル語。それでも、日本語を廃れさせたくはないという気持ちに矛盾を感じたが、それでも“日系日本語学校教師”という職種で派遣されたからには、矛盾を考えるよりも、どのようにしてこの伝統を守っていかなければならないかを考えないといけないんだろうなあ・・・と思った。